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水を飲むことの重要性
世界で始めて大腸内視鏡による手術を成功させた米国ナンバーワンの胃腸内視鏡外科医である新谷弘実先生が書かれた本で、数年前に累計200万部以上のベストセラーになりました。
この本、とにかく「水」を飲むことの重要性が強調されています。
ここでは、その内容の一部をご紹介したいと思います。
・「水」と「水分」は別物である、体が必要としているのは「水分」でなく「水」である。水の摂取不足が原因でガンを発症する危険もある。
・脱水はアレルギーを悪化させる。アレルギー反応を引き起こすヒスタミンは、飲水量を増やすにつれて生産が低下することが確認されている。花粉症やアトピーに悩む人は水を飲みなさい。
・アルコールとともに、カフェインには非常に強い利尿作用があり、水分補給のつもりでカフェインの多いお茶やコーヒーを飲むと、かえって深刻な脱水を招く。
・お茶やコーヒーはたくさん飲むけれど、水はあまり飲まないという方が多い。水を飲まない人は例外なく体が脱水し、細胞の老化が進んでいる。
お茶やコーヒーは多くの水分を含んでいるが、同時に自然の化学物質を数十種類含んでいるので、そうした不純物を体内でろ過・解毒するために体に負担がかかる。
・水道水には塩素のほか、発ガン物質であるトリハロメタンなどが含まれる。塩素は、水中で大量の活性酸素を発生させ微生物を殺菌するが、同時に水そのものも酸化してしまう。
水道水は非常に酸化力(他のものを錆びさせる力)が強い水なので還元力(錆を戻す力)の高い水を飲むことが望ましい。
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